子持ちワーママはいつ勉強できる?育児と仕事をしながら勉強時間を作るコツ

この記事はこんな方にオススメ
  • 勉強を始めても子どもがグズるたびに中断してしまい、勉強が進まず結局いつもあきらめてしまう
  • 同僚や後輩はどんどんスキルアップしているのに、自分は育児で忙しくてスキルアップの時間が作れない
  • ワンオペだけどなんとか自分のために勉強する時間を作りたい

子どもの教育費には1人につき1000万円かかるといわれていますよね。

将来のために安心してお金を用意するために、スキルアップや資格を取得して収入を上げたいと考えるママも多いのではないでしょうか。

けれど実際は忙しくて、「教材を買ってみたけれど勉強できず無駄にしてしまう」なんてことにもなりかねないですよね。

結論:コツを掴めばスキルアップや難関資格を取得して、半年後には収入アップも夢ではありません

ただし、やり方を間違えると子どもとの時間を削って勉強してしまい、子どもに負担を与えてしまう可能性もあります。

正しくコツを掴んで育児と仕事をしながらでも勉強時間を確保していきましょう。

【結論】子持ちワーママは1日2時間は勉強時間を作れる

  • 出勤前(30分)
  • 通勤時(30分)
  • 子どもが寝た後(1時間)

普段から育児や仕事に忙しいワーママは「勉強なんてする時間はない」と思われるかもしれません。

しかし、上手に時間を使えば朝30分・通勤30分・夜1時間で、合計約2時間の勉強時間が作れますよ。

スキマを意識して確保するだけで、勉強できる時間は確実に増やせます。

子持ちワーママが勉強を始める準備4ステップ

  • STEP1:時間の使い方を見直す
  • STEP2:目標を決める
  • STEP3:期限を決める
  • STEP4:1日の勉強量を決める

STEP1:時間の使い方を見直す

忙しい中でも実は無意識に時間をかけてしまっていることがあるかもしれません。

そういった無意識の時間を「意識的な勉強時間」に変えることが勉強を始める第一歩になります。

たとえばこんな時間
  • 子どもが寝た後にSNSを見ていた時間
  • 完璧にこなそうと料理や掃除に使う多くの時間

勉強時間を確保するために、1日の中に無駄な時間がないか振り返ってみましょう。

STEP2:目標を決める

目標があると「今勉強していることがどこに繋がるか」が明確になりやる気に繋がります。

目標を決めてやる気がでる例
  • 動画編集を学び、副業を始めることが勉強のモチベーションになっている
  • 英検を取ってこどもに教えてあげることを目標にしたらやる気がでてきた

忙しさや疲れで気持ちが折れそうなときも、「この目標のため」と思い出せば気持ちも立て直しやすくなります。

次のように最初に目標を設定してゴールを明確にしましょう。

  • 〇〇の資格を取得する
  • 〇〇のスキルを習得する

勉強を終えたときにどのような生活を送っているかを一緒に書きだすのもおすすめです。

目標を決めるときの注意点

目標は「ひとつ」に絞りましょう。あれもこれもと計画を立ててしまうと、すべてが中途半端になる可能性が高くなってしまいます。

STEP3:期限を決める

目標を決めても、育児や家事で忙しい中で「できるときに勉強しよう」と思っているうちはなかなか行動に移せません。

なぜ行動に移せない?

緊急性がないので、「今日は疲れたから明日やろう」と勉強を先延ばしにしてしまう

目標に期限があると「できるときに勉強しよう」ではなく、「このままだと間に合わないから、今勉強しておこう」と自然と行動に移せるようになります。

次のように目標にプラスして期限も決めましょう。

  • 3か月後に〇〇の資格を取得する
  • 6か月後に〇〇のスキルを習得する

STEP4:1日の勉強量を決める

育児と仕事で忙しい中では、まとまった時間が取れなかったり、疲れてしまったりしますよね。

スキマ時間ができても疲れたことを言い訳に、つい勉強せずに休むことを優先してしまうのではないでしょうか。

言い訳して休んでしまうのを防ぐには、目標と期限から逆算して1日の勉強量を決めるのがおすすめです。

なぜ一日の勉強量を決めてから始めたほうがいいの?

1日の勉強量が参考書2ページ分と決まっていれば、2ページが終わるまでは頑張ろうと思え、たとえその日に出来なかったとしても次の日にまわすこともでき、計画が崩れにくくなるからです。

1日の勉強量を決めて毎日実行していくだけで「目標に近づいている」と感じることができます。

ChatGPTなどもおすすめ

ChatGPTなどを使えば、期限と勉強のボリュームから逆算して1日の勉強量を抽出してくれるので、活用するのもおすすめです。ここで1日の時間が足りない場合は期限を延ばすなどして調整しましょう。

子持ちワーママの勉強時間の増やし方

  • 朝に勉強する
  • スキマ時間を活用する

朝に勉強する

朝の早い時間は、子どもや家族がまだ寝ていて干渉されることがない時間帯ですよね。

また、朝の家事は「ゴミ出し」や「朝食」などルーティンの家事が多く、逆に夜は「片付け」や「風呂掃除」など変動要素が高いものが多いです。

そのため朝の方が見通しもつけやすくまとまった時間が取れて一気に勉強時間が増やせますよ。

朝に勉強をする日中・夜に勉強をする
子どもの対応なしあり(寝かし付け後はなし)
家事の種類少ない多い
家事の変動少ない多い

前日に家事を終わらせておいたり、寝る前はスマホを見ずに早く寝るなど工夫をすれば朝の勉強時間を最大限増やせます。

スキマ時間を活用する

育児中はスケジュールの見通しを立てていても予測していないことが起き、長時間机に向かって勉強することも難しいですよね。

そんな時はスキマ時間を活用しましょう。

5分、10分でもスキマ時間を積み重ねると多くの時間を作ることができます。

スキマ時間でできる勉強
  • 通勤中に音声学習を聞く
  • 単語を復習する
  • 短い解説動画を見る

ただし「ちょっとした時間に何をやるか」が決まっていないと、「スマホを見て終わってしまった」ということになってしまいます。 

スキマ時間に何をするのかあらかじめ決めておくと、スムーズに勉強に取りかかれますよ。

子持ちワーママが勉強のために辞めるべきこと

  • SNSやテレビを見ること
  • 家事をしながら家事

SNSやテレビを見ること

ワーママの1日のうちに自由に使える時間はほんのわずかです。

その貴重な時間をSNSやテレビを見ることで過ごしてしまうと、勉強に使える時間を無意識に消費してしまいます。

こんなことはありませんか?

子どもを寝かしつけた後スマホでSNSを眺めたり、なんとなくテレビをつけて見ているとあっという間に1時間経っていた。

SNSやテレビを見るときは必要な情報だけをチェックするようにすると思っている以上に時間が作れますよ。

どうしても難しかったらタイマーを利用して時間を決めることをおすすめします。

私がやめたこと

ドラマが大好きで毎クール何本も見ていたけど、1~2本と本数を絞って見るようにしました。

家事をしながら勉強

「忙しいから時間を無駄にしたくない」と、家事をしながらYouTubeを聞いて勉強している人は多いのではないでしょうか。

一見効率よく見えますが学習効率が落ちるため家事と勉強は分けることをおすすめします。

「ながら勉強」で失敗した例

私もご飯を作りながら「ながら勉強」をしていたのですが、思ったよりも内容が頭に入っていなかったり、余計にご飯を作る時間がかかっていました。

思いきって、家事と勉強の時間を分ける方が、結果的に家事も早く終わり、勉強にも集中できます。

子持ちワーママの勉強時間のタイムスケジュール

そうはいっても「実際のタイムスケジュールってどんな感じなの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

例としてタイムスケジュールをご紹介します。

勉強スケジュールの一例
  • 5:30〜6:00:朝活で単語の暗記
  • 通勤中30分:音声学習でインプット
  • 21:00〜22:00:子どもが寝た後に復習・演習

「この時間だけは勉強する」と決めることが、習慣化への第一歩です。

産後は無理は禁物!

注意したいのが産後は思っている以上に身体が疲れているので無理は禁物です!毎日が無理であれば、できるときだけなど体調と相談しながらチャレンジしてみてほしいです。

子持ちワーママが勉強を効率化するコツ

  • 時間管理よりタスク管理を優先する
  • 手帳を活用する

時間管理よりタスク管理を優先する

「1時間勉強しよう」と思っていても、結局はダラダラと勉強して身にならなかったということはないでしょうか。

ダラダラとしてしまうのは「何をやるべきか」迷っている時間ができていることで効率が落ちてしまっているのです。

そこで「1日の勉強量」をより細かいタスクに分けると効率よく勉強できるようになります。

タスクを細かく分ける例

一日の勉強量が「単語20個覚える」の場合、5個ずつにタスクを分けて時間がある時に5個ずつクリアしていく

このようにタスクを細かく管理すれば、時間ができた時にすぐに取りかかれ効率も良くなり目標も達成しやすくなります。

手帳を活用する

手帳を活用することで、「勉強に取り組む時間」や「やるべきこと」が明確になり、迷いなく勉強に取りかかれるようになります。

効率を上げる手帳の活用例

一日の仕事や家事のスケジュールをざっくり書いた後、「朝の30分」「通勤時の15分」「子どもの寝かしつけ後1時間」など勉強時間の予定を書き込み、それぞれにやることリストを割り当てて書いておく

あらかじめ書いておくことで、予定していた勉強時間がきたときにすぐに意識を切り替え行動ができ、効率が上がります。

ワーママのおすすめの手帳の活用法

手帳ページ活用アイデア
月間カレンダー目標、試験日、期限などざっくり計画(家庭や仕事の予定も把握して計画を立てる)
週間スケジュール毎日の勉強予定を書き込む
メモ欄勉強の記録、気づきや改善点などを書く
タスクリスト「問題集2ページ」「動画を1本見る」など具体的なToDoを書く

子持ちワーママが勉強のモチベーションを保つ方法

  • 仲間を見つける
  • 小さい目標を作る

仲間を見つける

子育てや仕事に追われる中で勉強を続けるのは大変で心が折れそうになりますよね。

そんなときに仲間がいれば「自分だけじゃない」と思えて気持ちが前向きになりますよ。

勉強仲間がいると
  • 勉強が辛い時も「自分だけじゃなくみんなも頑張っている」と思える
  • モチベーションが下がりそうなときも、モチベーションが高い仲間がいると刺激をもらえる
  • 勉強の過程でつまづくことがあっても、協力したり励まし合ったりすることができる

同じ境遇で頑張っている仲間がいることで、心の支えとなり勉強のモチベーションを保つことができます。

身近な人から仲間を見つけることができなかったら、SNSや勉強会などに参加して見つけるのもおすすめです。

小さい目標を作る

最初に決めた目標や1日の勉強量以外にも、「小さな目標」を作ると、達成できる回数が増え「やればできる」という自信を持ちやすくなります。

目標の期限目標の内容
1週間の目標新しい英単語を50個覚える
1か月の目標問題集を2冊終わらせる

このように、小さな目標を立てておくと無理なく達成ができ、前に進んでいることを実感できます。

目標を達成していくうちに、自己肯定感が高まり自然とモチベーションが保たれます。

よくある質問

Q
子どもが寝てくれない日はどうしたらいい?
A

思い切ってその日は勉強をあきらめて、次の日に回しましょう。

毎日完璧じゃなくて大丈夫です。柔軟に考えることが長く続けるコツです。

Q
毎日続けられないと意味がない?
A

いいえ、毎日続けられなくても大丈夫です。

子どもがぐずってできなかったという日があっても、次の日に挽回したり、子どもが寝た後10分でもできればOKです。

毎日続けることよりも、「やめない」ことの方が大切です。

まとめ:工夫次第で育児中でも勉強時間は作れる!

育児と仕事に追われる毎日の中でも、ちょっとした工夫と行動で勉強時間を作ることは可能です。

大切なのは「時間がないから無理」とあきらめるのではなく、「どうすればできるか」を考えることではないでしょうか。

朝の時間、通勤中、家事の間のスキマ時間…どれも、積み重ねれば大きな一歩になります。

育児も仕事も忙しい毎日ですが、小さな一歩から始めてみましょう。

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